タイトー スペース・インベーダー 1978年-


シューティングゲームの
草分け的存在インベーターゲーム

 ゲームセンターに小中学生を釘付けにしたのが、この火星人の来襲!?zuzuzuzuと襲ってくるインベーダーを撃つだけの、今の画面ゲームからすれば単純明快なものだけれど、いまプレイしても面白い。

名古屋撃ち」なる方法で火星人を撃つ方法まであみ出され、それは大ヒットになった。そして小中学生がゲーセンにたむろするのはよろしくないと「インベーダー禁止」令が出たりもしたほど。


ゲームセンターから
全国の喫茶店を席巻した火星人

元々はゲームセンターに置いてあったもの。それが大学生や大人たちにも飛び火したのが1980年代。ゲーム機の新しい市場開拓のためにタイトーが打ち出したのが、喫茶店、それも大学の近辺をターゲットにしたもの。4人がけテーブルにスペース・インベーダーのゲームハードを入れたものを、喫茶店向けに販売。これがヒットした。

 喫茶店の店内には電子銃のピコピコと言う銃声とプワァンというUFOの飛来音が鳴り響いた。このUFOを撃ち落とすと50〜300点とか点数が稼げる。1プレイ、電子銃が3機発射できて100円。画面クリアするのに投資した金額は? 


国内だけでも30万台を製造する大ヒット商品に


火星人はニューヨーク近代美術館
MoMAも席巻した!

  アメリカニューヨーク近代美術館MoMA、The Museum of Modern Artに、独創性と芸術性が高く評価されて2013年コレクションの一つとして選ばれた。スペースインベーダーのあのデザインは今でもゲームセンターの看板として使われたりしている。

 いまではPCコンピュータゲームで、追撃するゲームも多いが、たぶんこれが最初だろう。火星人だと勝手に決めつけているがインベーダーが画面上部から下へと降りてきながら、しかも攻撃してくる。そして隠れる場所である要塞部分を破壊してくる。電子銃のすぐ前までインベーダーが降りてくると、相手は攻撃してこない。そこを一気に砲撃して、全てのインベーダーを撃ち落とさないといけない。今と比べると単純明快、だから誰でも遊んで楽しんだ。

 ステージクリアすると、次の回からは難易度があがる。インベーダーの降りてくる速度も速く成る。その音は今から考えると単純なコンピュータ音なのだが、当時は斬新で前の席で観客として観ている側も興奮した。ふたりで並んで楽しむカップルがいたり、向かいの席にすわり交互にプレイして点数を競っているカップルもいたり。インベーダーの襲来のあと、喫茶店テーブル型ゲーム機では「パックマン」も大ヒットした。1980年代の喫茶店文化が華やかだった時代のいち側面。

 このスペースインベーダーゲーム、同じようなコピーゲームもちまたには溢れていた。カラーではなく、モノクロの画面のものや、それに黄色や緑色の透明プラスチックで色づけ?!してたものまであった。いまだにファンも多く、海外のファンも居る。まだ一部のゲームセンターなどでは当時のモノが残っていたりもする。

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